WISDOM TEETH

親知らずの抜歯

保険診療

マイクロスコープで高倍率の見える
親知らず・抜歯

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通常のレントゲン検査だけでなく歯科用CTも院内で受けられるため、忙しい方でもスムーズに親知らずの抜歯が受けられます。
事前検査で親知らずの形状だけでなく、近くにある神経や動脈の位置も正確に把握し、安全で無駄のない治療をご提供します。

親知らずはほかの歯よりも大きく、痛みを心配される方も多いのですが、しっかり麻酔をして抜きますので治療中の痛みはありません。また、検査結果をもとに最適な治療計画をたてるため、術後の腫れや痛みのリスクも最小限に抑えられます。麻酔の痛みも、表面麻酔や極細針、電動麻酔器の使用など工夫をしていますのでご安心ください。

抜歯の最中は高倍率で見えるマイクロスコープを使用します。
※下歯槽菅に近い場合や痺れが出そうな場合は大学病院に紹介をしています。

Don't Do It

親知らずの抜歯後
やってはいけないこと

親知らず抜歯後の食事

抜歯後は麻酔が切れるまでに約2時間ほどかかります。その間は唇や頬の感覚がなくなるため、巻き込んで噛んでしまうリスクが高めです。感染リスクを高めないためにも、麻酔が切れた後の食事をおすすめしています。抜歯後すぐにお腹が空かないよう抜歯前にある程度食べておきましょう。

また、親知らずを抜いた後は出血がおこりやすい状態が続きます。歯ごたえがあるものを食べると出血しやすくなるため、できるだけ噛まずに食べられるものをお選びください。噛む必要のある食べ物は、反対側の歯を使ってゆっくり噛みましょう。

もしも抜歯をした穴に食べ物が入り込んでも、無理に取る必要はありません。とくに歯ブラシやつまようじを使うと歯ぐきをさらに傷つけて感染のリスクを高めます。抜歯から3日後に強いうがいをしても取れない場合は、歯科医院までご連絡をお願いします。

親知らずの抜歯後の痛み

抜歯後の痛みには個人差があり、全く痛くない場合もあれば、多少痛んだり腫れたりすることもあります。ピークは翌日で、術後に処方する鎮痛剤で対応できるため心配はいりません。長くても1週間後には状態が落ち着きます。

できるだけ抜歯後の痛みや腫れがでないよう工夫をしておりますが、100%防げるわけではなく、とくに斜めに生えているタイプや真横に生えているタイプはそのリスクが高めです。鎮痛剤の使用や食べる物を工夫して安静にお過ごしください。

鎮痛剤を飲んでも痛みがおさまらない場合は、露出した骨が炎症をおこす「ドライソケット」の可能性があります。基本的に1〜2週間ほどで落ち着きますが強い痛みが発生するため、お辛い方はご連絡をお願いします。

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顎関節症

保険・自由診療

口があかない・顎が痛い
原因は噛み合わせなど多岐に渡ります

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顎関節症とは・・・

顎関節やその周囲の組織に炎症がおこり、開口障害が引き起こされる病気です。
「筋肉の障害(I型)」「関節包・靭帯の障害(II型)」「関節円板の障害(III型)」「骨の変形(IV型)」の4つに分類され、それぞれ適切な治療法が異なります。インターネット上にはマッサージが効果的という情報が多く出回っていますが、タイプによっては悪化の原因となるため注意が必要です。自己判断で治療をすすめるのではなく、プロによる診察を受けるほうが早く快適な状態に戻すことができます。
噛み合わせの崩れだけでなく、歯ぎしりや食いしばり、頬杖、うつ伏せ寝といった日常の癖にも顎関節症の原因は潜んでいます。悪化すると食事やお手入れ、歯科治療も通常より難しくなるため、顎のだるさや痛みを感じたら早めにご相談ください。

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関節円板が前方にズレて変形してしまっている

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口を開ける際、回転した下顎骨が変形した関節円板に引っかかる。

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引っかかりが外れて下顎骨が移動する際、「カックン」と音が出る

\ こんな症状ありませんか? /
それは関節症かもしれません

  • 顎痛い

    口の開閉時に痛みを感じるのは、顎関節症の代表的な症状です。顎関節は耳の少し前あたりに位置するため、その周辺が常に痛いという方も少なくありません。鎮痛剤でおさまる場合もありますが、頻繁に使用すると胃が荒れる恐れがあります。

  • 開口障害

    痛みで開けにくくなる場合もあれば、ロックがかかったように動かなくなることもあります。食事がしにくくなるだけでなく、お手入れも難しくなるため虫歯や歯周病のリスクが上がります。開口障害が悪化する前の治療が大切です。

  • 顎が疲れる

    痛みを感じる前に多いのが「顎の疲れ」です。食事中や会話の後などに感じやすく、放置することで痛みを引き起こします。起床時に顎のだるさを感じる場合は、就寝中の歯ぎしりが考えられますので、専用のマウスピースを歯科医院で作成し、使用するなどして対策をしましょう。

  • 音がする・違和感がある

    顎関節にある関節円板がズレるタイプの顎関節症だと、開閉時に「カクンッ」という音が鳴ります。ロックがかかったように引っ掛かる症状があれば、早めの治療が必要です。また「ジョリジョリ」という音が鳴る場合も関節の骨が擦れている可能性が高く、放置することで骨が変形する恐れがあります。

顎関節症の治療方針


口が開かない場合
– 開口障害 –

まずは応急処置をした後、マニピュレーションにより開口量の改善をはかります。
その後専用のマウスピースを使い、顎の負担を軽減します。
ある程度症状に改善が見られたら、原因を調べるため噛み合わせの検査をし現状把握をします。
現状把握をした後に患者様と改善点と治療方法を説明し、同意を得てから治療開始となります。

顎が痛い場合

マウスピースにより顎に負担を軽減します。
ある程度症状に改善が見られたら、原因を調べるため噛み合わせの検査をし現状把握をします。
現状把握をした後に患者様と改善点と治療方法を説明し、同意を得てから治療開始となります。

木を見て森を見ず

木を見て森を見ずとは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。


院長

歯科で例えるならば…

木をしっかり見るということは、マイクロスコープの使用により細部まで目視でき、痛みの原因となる感染源を見つけ、精密な治療ができる対処療法を示します。また森を見るとは、自由診療での診査・診断では原因をくまなく探し治療する原因療法です。
当院では、痛みを取るだけの対処療法では病気は再発してしまいます。痛みが出てきた根本的な原因を知り、それを含めて治療しなければ原因療法にはなりません。
歯科医院での治療を繰り返すことになっていませんか?