当院で実施している自費の根幹治療は「治療期間が短い」「再発しにくい」「抜歯の可能性を下げる」ことが最大の特徴です。
マイクロスコープ(歯科顕微鏡)
マイクロスコープとは、歯科顕微鏡のことで、当医院では19.3倍まで患部を拡大して精密な治療を行うことができます。
当院の歯科医師により、マイクロスコープを使用して患部の細かな部分まで確認、小さな隙間や小さな病気を見逃しません。
当院ではドイツ製のマイクロスコープを使用しています。
マイクロスコープによる治療は、下記のお悩みの方におすすめです
1.綺麗な歯にしたい
今まで見えてなかったものが、見えるようになった。それによって、治療のクオリティが全く変わります。

左:ビフォー 右:アフター

左:ビフォー 右:アフター
2.「治療部位の再発」を減らし、「歯の寿命」を伸ばしたい
マイクロスコープを使うことによって、今までの「経験と勘」での治療から明るい視野で拡大肉眼では気がつかなかったことに気付けるようになり、治療の精度も格段に上がりました。
更に、患者さんの負担の軽減必要以上に健康な歯質を削ることも防げるので患者さんの健康維持につながります。

マイクロスコープで見ると隙間があるのがわかります。
3.他院で抜歯と言われてしまったけど、できるだけ自分の歯を残したい。
精密な診断により、患部を適切に治療し、余計に歯を削ったり、抜いたりする必要がなくなります。
歯は体の臓器の一つです。
口腔内の健康を維持することで、身体の健康寿命を伸ばすことに繋がります。

顕微鏡で拡大すると赤の矢印の所の溝が汚れが残っているのがわかります。
4.治療に入る前に説明をきちんとして貰いたい。
肉眼や拡大鏡(ルーペ)などとの決定的な違いは、
1.倍率の高さ
2.治療中の動画や静止画を鮮明な画質で記録や説明が可能
の2点が挙げられます。
実際に、動画、写真、及び3Dスキャンデータなどを見ていただきながら、
問題点などを丁寧に説明し、納得のいく治療を進めていきます。
マイクロスコープを活用した治療
むし歯の治療
虫歯を大きく削ったり、大きな詰め物をしたことによって、歯の寿命は短くなってしまいます。
しかし、マイクロスコープを活用することによってミニマムインターベンション(MI)と言って低侵襲な、必要以上に削らないが可能で詰め物も最小限にすることができます。
根の治療
マイクロスコープの拡大視野で患部を確認します。
一般のレントゲンでは確認できない部位までも診断できるCT装置を使用し、
ラバーダム防湿などを利用した「再発防止」体制を整えています。
*ラバーダム防湿とは、治療する歯のみをゴムのシートで隔離し、唾液や浸出液などの細菌が入らない、器具の誤飲などを防ぐために行う治療方法です。口腔内に浮遊する多くの細菌等から、歯の治療箇所を守る方法です。
根幹治療の精密度 | 被せ物の種類 | 成功率 | |
パターン① | ○高い精密度 | 自費の被せ物 | 91.40% |
パターン② | △中度の精密度 | 自費の被せ物 | 67.60% |
パターン③ | ○高い精密度 | 保険の被せ物 | 44.10% |
パターン④ | ×低い精密度 | 保険の被せ物 | 18.10% |
このデータからは、精密な根管治療を行い、慈悲の被せ物の治療を行った場合の成功率は91%を高く、治療の制度が低く、被せ物も保険の治療であれば、約80%以上の確率で再発するという事が読み取れます。